AI音楽時代に、なぜ生で歌うのか― Real Valueを観て感じたこと ―
尊敬している溝口勇児さんの番組「Real Value」
今回は音楽に関する回で、とても興味深く観ました。
そして番組の中で語られていた言葉の数々に、心が震えました。
音楽を続けてきた時間。迷った夜。
逃げたくなった瞬間。全部が重なって、胸の奥に触れられたような感覚。
特に印象に残ったのは、今回のプレゼンターでもある、宇田川カフェなどを展開する株式会社LD&K代表・大谷社長の言葉。
ライブハウスやレーベル事業など、長年“現場”で音楽に関わり続けてきた方。
過去にはホームレス生活を経験されたことも。ゼロどころかマイナスからのスタート。
そんな方が語った「生の音楽はずっと残る」という言葉。
それは理想論ではなく、現場を生き抜いてきた人の確信に聞こえた。
そして、かりゆし58の前川さんが生歌を披露された姿が、本当に素晴らしく、心が震えました。
AI作曲家やAIアーティストが当たり前になる時代。
私自身もAIの可能性を感じながら活動しています。
でも、生の音楽は「再現」ではない。
その日の空気。その瞬間の呼吸。
ステージと客席の間に流れるエネルギー。
データでは置き換えられない。音楽は体温を持っている。
「最初から最後までやり遂げれるのか」
「生で歌う価値はあるのだろうか」そう考えた夜もあります。
(写真は、かなり前にNYCで歌っていた頃のライブ)
HSP気質があること。
今は、ほぼ乗り越えていますが、長い間PTSDと向き合ってきた時期もあり、リアルライブを避けていました。
色々な経験をしたからこそ、本当に大切なものを知った。あの時間は、それを教えてくれるための試練だったのかも。
そして今は、一緒に立ち向かってくれるN Projectのお二人がいること。
あと少しで満員になりそうなくらい、人が集まってくださっていること。
そしてこの番組が、ライブの価値をもう一度思い出させてくれたこと。
迷っていたタイミングで、欲しかった言葉が届いた。
まるでシンクロのように。
それだけで、感謝が溢れています。
有名ではない一人のシンガーソングライターに、
大切な時間とお金を使ってくださる人がいる。それだけで奇跡🙏
有名になったら応援してくれる人は増えるかもしれない。
でも私は、今この瞬間に支えてくれている人をずっと大切にしたい。
届く人に届き、受け取ってくれる人がいる。それが、本当の音楽の価値だと思う。
地位や名誉ではなく、心で繋がる人、音楽を選びたい。
だからこそ、私は生で歌う。パワーと愛を届けるために。
Born from pain, made of love.
※今回ご紹介した「Real Value」はこちら ▼

